2010年10月01日

[復刊] 小島信夫批評集成

■《小島信夫批評集成》全8巻、10月下旬より刊行開始!(blog水声社)

小島信夫の復刊については、もはや水声社と講談社文芸文庫にしか期待できないという悲しい現状ではあるが、以前から一部ファンの間で噂になっていた批評集(全8巻)の刊行が正式に水声社より発表された。「全集」ではなく、あくまで「集成」である。

今月下旬の「漱石を読む」を皮切りに毎月1冊配本とのことだが、いかんせん定価が高く(各4,000円〜8,000円)、月イチペースでは継続購入する自信がない。そこで年1冊ずつ自分の誕生日に少しずつ買い揃えていこうと計画している。となれば、なんとコンプリートまで8年かかるわけで、全巻揃える前に絶版になりそうな気がしないでもない。毎月は厳しいが、全巻購読するともらえるらしい「小島信夫読本」(非売品)も欲しい。悩むところだ。

第1巻〜第3巻所収の作品は、オリジナル原本の入手が比較的容易である。第4巻〜第6巻の「私の作家遍歴」も傑作評論として名高いものだが、個人的に今回の集成のハイライトは、昨今の古書市場においてプレミア化著しい「X氏との対話」(第7巻)と「漱石を読む」(第8巻)であると思っている。

※追記(10/19)
小島信夫の命日10月26日に書店搬入。部数は少ないそうだ。
http://www.suiseisha.net/blog/?p=1504
posted by ノジマコブオ at 00:00| 雑談