2010年07月26日

[付録] en-taxi No.30



扶桑社「en-taxi」2010年夏号(No.30)購入。文庫付録の小島信夫「私の作家評伝」が目当てだが、まずは本誌に軽く目を通しておこうと思い、パラパラ頁をめくる。高橋源一郎の1984年回想記も興味深いが、日常の滑稽さと生命の物悲しさが横溢する杉田成道の小説(最終回)に強く惹かれた。

さて、付録である。付録ではあるが、小島信夫フリークにとってはこちらがメインである。名著「私の作家評伝」からの抜粋。カバーは無い。本誌の福田和也「The day is done ― 小島信夫」が解説の役割も果たしている。近年価格が高騰している小島信夫関連の古書市場でも、「私の作家評伝」はそれほど入手が難しい部類ではない。それにしても抄録されたラインナップは実に渋い。有島武郎、岩野泡鳴、宇野浩二、高浜虚子、近松秋江。渋すぎる。

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posted by ノジマコブオ at 00:00| 購入